立ち飲みや日記ー酒とバカの日々 -2ページ目

立石再訪

mituwa 今日のお目当てはこちらです。

「ミツワ」さんです。

場所は「宇ち多”」さんの真向かい。宇ち多”の売りが「梅割り」なら、こちらはきりりとドライな「チューハイ」か!

それとこちらは刺身も旨い!ここは家族2世代の経営か、厨房の男性軍(お父さん、焼き、刺身担当・息子さんドリンク担当)フロアには女性軍(お母さん、娘さん(お嫁さんか?))が忙しく立ち働く。

焼き物は2本取りで170円、どれも旨いが、アブラがお薦め。今日は2回目だが、「いつもすいません。またのご来店を!」と言われ、いや、顔覚えてもらったかな?チューハイ四杯も飲んじゃった・・・結構酔いました・・・

立石「宇ち多”」に行く

utida 夏休み中のある日、立石の「宇ち多”」に行く。

到着は開店10分ほどまえ、この店は平日には午後2時に開く。

すでに店の前には数十人のお客が待つ。凄いなぁ、真昼間に大の大人が「酒を飲む」ためだけに並ぶなんて・・・(笑)

2時になりいよいよ開店、残念ながら私の前の5人組で、いっぱいになる。しばし、待つ。

約30分後、やっと私の順番になり、入店が許される。

名物の「梅割り焼酎」、店員さんが現れ、抱えた「宝焼酎」と「梅シロップ」を厚手のコップにぐいと注いでくれる。ほのかに甘いが、やはり「甲類焼酎」だ、強い。

焼き物は「シロとハツ」おのおの2本で、タレ。

焼き物が来た時点で1杯目を飲み干し、サイダーをもらってチェイサーに、これは合うぞ。

「梅割り」お代わりだが、結構酔う。2杯が限界だな、昼酒は効くなぁ・・・

まだまだ外は長蛇の列だし、これで打ち止め、850円也。

また今度ゆっくり来よう、土曜日は12時オープンとのこと。

tateisi1  入店30分前の光景、ふう・・・暑っ!

新小岩で「穴場」にめぐり合う

obako どうも体調がよろしくない。飲みすぎはわかっているが・・・「巡礼」は週一くらい(それも休み前)にしておかないと・・・

過日の報告。この日は新小岩だ。

新小岩在住のころ、毎日のように行った居酒屋。まだ残っているのか・・・・

あれば、このお店、いろいろ上がってきていいはずだが、意外と見かけない。もう、無くなったのか・・・


「ルミエール商店街」の一番外れを右に折れ、2本目の路地を右に入る。このあたりはほとんど住宅地だ。

この一角に・・・奇跡か?残っていたぞ。その店。

「おばこ」という・・・懐かしいなぁ。


焼き物は一本110円均一。ただ1本づつ頼めるから、最終的には安くなるかも。大体が250円、300円台の値段だから、十分下町価格です。


おばちゃんに「10数年ぶりに来たけど、変わってないね。」といったら、「なんにも変わってないよ、ただ、客が減ったかな(笑)」

でも、こんな化石みたいなみせ、そうは無いぞ。安いし、旨いし。

おばちゃん、また寄るね・・・


1850円

やってるぞ 遠太

enta 現在夜の8時、「下町居酒屋巡り」としては、ちょっと遅いスタートか?

今日は三ノ輪方面を攻めよう。この間通り過ぎた「遠太」にいってみよう。三ノ輪の交差点から、南千住方面へ左折、小さな商店街が続く、その一番奥に「やってるぞ 遠太」の看板。

古風な引き戸を開ける。客は8人くらいか、どうも全員常連風。カウンターの一番右隅に座ろうとしたら、奥の小上がりにいた大柄なお父さんが、「こっち、こっち」と声をかけてくる。「じゃ、遠慮なく。」

お父さんの前に座る。テレビでは「野球中継」、日本ハム対巨人、4対4の同点だ。盗塁だ、判定はセーフ。

「微妙だね」「タイミングはアウトだけど・・・タッチが遅れたかな?」今日も野球が”肴”になろ。

まずは「酎ハイ」と煮込み。酎ハイは「琥珀色」だ・・・これが、特製酎ハイというやつか。柑橘系で爽やか、甘味もあり、イケル。

これに、酎ハイ、お代わり、白すおろしを頼む。向いのお父さん、お母さんと一言二言交わすと「じゃあ」と席を立つ。手にもった封筒には「荒川区立○○小学校」の文字、このお父さん、学校の先生なのか?


子供の頃、母親が入院し、食事に困った。基本的には交代で支度をしたが、週に1回塾があり、その日は外

で食事をした。塾帰りに「居酒屋で食事」である。ここは父親が行き着けの飲み屋だったのだが、定食メニューが豊富で、酔客に混じって、一人食事をした。

時々、通っていた中学の教師が来ることもあった(笑)


せっかく来たからもう一件、ここで精算・・・なんと950円。


次は、三ノ輪駅近くのもつ焼き屋。提灯には灯が入っているが、既に誰もいない。扉をがちゃがちゃやっていたら、片付け中の女将さん(?)に、「すいません、終わりです。」と言われ・・・残念。

再訪 赤坂酒場 今日は「赤坂地ビール」を飲む

akasaka 「某居酒屋本」に赤坂酒場のことが書かれていた。それは、こんな話。居酒屋のトイレにある「教訓カレンダー」、これの隅に落書き・・・

「人は人、俺は俺、どうせ一度の人生じゃないか、違うか?」凄い!こんなこと便所で思い浮かぶのか?


こんな客のいる、「赤坂酒場」に再訪。

今日は「赤坂地ビール」を頼む。あのホッピーのホッピー・ビバレッジ(旧コクカ飲料)の地ビール。

都内限定とのこと。これが550円はちょっと高い気もするが(他が安いのだ、この店は)「赤坂」で飲む「赤坂」は粋かな(笑)

これが案外旨い。通常のピルスナーでも、濃があり、どっしりとしている。某社の生ビールより、半分で倍満足。

相変わらず、ここの煮込みはイケル。味もさることながら、量もある。若干「岸田屋」を彷彿とさせる、あっさり系。豆腐が入っているのも、私は好きである。


今日は遅いので、酎ハイお代わりで、撤収。


「ぼくらは下町探検隊」

なぎら健壱氏の2冊目を購入。実は居酒屋ガイドではないので躊躇したのだが・・・

これは傑作!前半は「東川壮一」という少年を主役に、下町界隈を散策する「少年版」、後半はなぎら氏自身が前半の部分に補足するかたちで「下町探検」を進めていく。

前半の部分が1990年ということで、少し古いが(月島の部分などやはりずいぶん変わっている)、これは改訂版があれば、下町の小学校で社会科の副読本としても使える・・・いや、使うべきである。


とにかく、氏の博覧強記ぶりに驚いた。


天気の良い日に、デジカメを持って「下町探検」してみよう!という気持ちになる本だ。

近いうちに実行します。

岸田屋 再訪

kisidaya 金曜日は仕事でばたばた・・・、ちょっとイラつく。

小伝馬町GのU氏からメールあり、今晩どうですかとお誘い。今日は私とU氏だけのようなので、千葉方面に

お帰りになるU氏を考え、「今晩は月島でどうですか?」とのメールを打つ。

いや、U氏の帰りの方向がどうの、ちうことではなく、実はどうしても「岸田屋」に連れて行きたかったのだ(笑)


U氏にも太田和彦氏の本をお貸ししたところ、気に入ってくれたらしい。「太田氏絶賛の正統派居酒屋があるので行ってみませんか」とお誘いしたわけだ。

何せ二人で行くと、いろいろ頼めるのでありがたい。ここはあまり大人数で行くところではないし・・・


月島、6時半、駅前のタワーマンションが凄い。「勝ち組」の人たちが住むのかなぁ・・・


続々と降りる人たち、ガイドブックとか、プリントアウトを持っているグループ、カップルが多い。

最近、流行のスポット、らしい。

この間は「なんとか座れた」岸田屋だが、ラッキー、今日は正面奥のカウンターが座れる。


今日は、お母さんも対応、この母娘タッグはすばらしい。二人ともよい意味でプロっぽくないのだ。


今回は前回食べられなかった「肉豆腐」も頼む。こちらはすき焼き風の甘いたれで、これもいい。

U氏はしめ鯖を絶賛、〆すぎてないしめ鯖は・・・確かに旨い。


U氏と「文学談義」をひとしきり・・・「Uさん、青臭いなぁ(笑)おれもだけど・・・」

お互いに死ぬ前に「文壇デビュー」しましょうか(笑)


ビール×3、日本酒(神泉)2合、生酒 しめ鯖 肉豆腐 煮込み他


山谷放浪記 その弐

marutiba 「大林」を出ると道を戻り、「丸千葉」へ。外見はごく普通、特色はないが・・・

中に入るとどかんと大きなカウンター、テーブルにも人、人、人・・・物凄い熱気だ。

平日なのにこの状態は凄い。


ここにきたら、やはり刺身を食べたい。かつお刺身(500円)、下町居酒屋と思うと高いと感じるかもしれないが、とんでもない!半身はあろうかというかつおがどん!と出る。新鮮で旨い。


野球中継がまさに佳境だ。「巨人対ロッテ」、その3回戦。巨人今日も打ち込まれ苦戦している。しかし、ここは東京の真ん中、それも「山谷」だ。巨人ファンばかりなのは決まっている。へたなこと言うと・・・危険かな?

野球はいい、知らないもの同士、繋がりのきっかけ、話の接ぎ穂になる。


9回に巨人ホームランで小林雅を攻めるが、最後に力尽き・・・

10対9でロッテ巨人戦3連勝。

独り言のつもりが、ちょっと声が大きくなったかな?


酎ハイ×2、かつお刺身、玉子焼き他

2000円くらい

山谷放浪記 その壱

oobayasi 午後6時半、南千住。ホームから見える夕日が美しい。これならまだ、30分くらいは明るいだろう。

この前失敗した「山谷放浪」、再挑戦だ。


泪橋の交差点、これから先が「山谷」だ。因みに住所では「山谷」という呼び方をしない。向かいの「吉原」も

正式な所番地ではありませんね。(「吉原」は千束という番地)


「いろは商店街」のアーケードが見えた。この入り口の古い建物が「野田屋酒店」だ。シャッターが降りている。隣には同じ名前の小奇麗な酒屋。建て直ししたんだ。自動販売機の周りには数人がたむろしており、

アーケードのあちこちに毛布や段ボールでねぐらを作るオトウサンたち。ここの商店街では早々に店がシャッターを降ろし始めている。


しばし散策・・・仕事帰りか、ダボシャツ、ニッカボッカのオトウサンとすれ違う。60代だろうが、肉体労働で鍛えられた、素晴らしい身体つきだ。「星 一徹」のようだ。(笑)口笛を吹きながら歩いている。「ケセラセラ」だ・・・


最初に「丸千葉」を見つけた。表から見ると定食屋みたいですが・・・

その先を左に曲がると、「大林」発見。まずはここから。

古い、渋い・・・「岸田屋」「鍵屋」に繋がる「下町居酒屋」のひとつでしょう。

店の真ん中にデン!とある古い大きなカウンターの真ん中に座る。客は私を入れて6人。

酎ハイと煮込みを頼む。煮込みは若干甘めの味噌仕立て。ここにも「下町煮込み」のひとつの形があります。

酎ハイは親父さんが一升瓶と厚手のグラス、小皿、氷の入ったグラス、炭酸をえいやと一緒に抱えて、

まずは氷が入ったグラスへ、小皿を当てた厚手のグラス(コップ)に、一升瓶からえいやとあけ、小皿に溢れた分も一緒に氷入りのグラスに注ぎ込みます。それに炭酸を瓶三分の一ほど入れると、完成。

これは「芸術」だ~。味は、かなり濃い目(笑)


突き出しはオニオンスライス。辛味がちょうどよい抜け具合で、旨い。

酎ハイお代わり、お新香を食べ、〆。「丸千葉」にも行くつもりなので、このくらいにしよう。


親父さんは無口で頑固そう(笑)だが、この「ほっておかれ」感がなんとも心地よい。


合計1300円



浅草橋「西口やきとん」

nisiguti 雨降ってきたからなぁ・・・今晩の「山谷詣で」は中止。水道橋からJRに乗る。この方向だと、秋葉原の「赤津加」という手もあるが、給料日前なので、厳しい。

金が無い日は立ち飲み屋がいいな。で、うろおぼえの記憶を辿り、浅草橋で下車。かってはこの路線を使って通勤してました。ガード下にあった店がそうだったと記憶してますが・・・ない。近くにあったもう一件の店は

健在、結構混んでて入れなさそう。

駅周辺をうろうろ・・・また昨日の二の舞か?ガードからちょっと離れたところに見つけました。どうも移転したらしい。


入り口近くが立ち飲みスペース、奥には椅子があり座ることも出来ます。長居するつもりもないので、入り口

近くの立ち飲みエリアへ。「ホッピー」と言ったら、置いていないとのこと。最近ホッピー好きの私としては、-ん飲みたかった・・・「もつ」には「生ビール」もしくは「黒生ビール」が良いのだけれど、なにせこれでは”プリン体”の過剰摂取。酎ハイにしました。それとつまみは「塩煮込み」、煮込みは3種類あります。

「塩煮込み」と「もつのクリーム煮」「もつのデミグラスソース」各150円。「塩煮込み」はさっぱりながら、「臓物」の濃厚さもあり、お勧め。最近読んだ居酒屋本に「モツの旨さを知っているのは、人間の”動物”としての本能ではないか。ライオンは最初に、倒した動物の腹から食うではないか!」とあったが、なるほど納得。

ただライオンはビールを飲まないから、痛風にならないだろうな(笑)


焼き物はやきとんだけでなく、鳥も野菜もある。「ハツ」、「バラ」、「カシラ」、「ウズラ」(これは鶉の卵)と食べ進み、うー、我慢できない・・・生ビール。やっぱ、これだね。ビールとモツ!

串はちょっと小さめながら、1本づつでも頼めるので、いろいろ食べられて、良い。1本100円。

お土産のお客さんも来る。「適当に15本」てな感じの注文だ。相合傘の若いカップルが入店、夫婦ものか、恋人同士か・・・軽装なのでこの近くに住んでいるのかな?やきとんおかずにご飯食べるのかな?缶ビール

を注ぎながら「ねぇ、今日はこんなことあったんだ。」とか・・・


しばらくするとまた、相合傘で帰っていきました。


酎ハイ(280円)、生ビール×2(300円) タン、ハツ他 1本100円他

1430円