「日月」「青酎」
「青酎」、これについてはコメント不要ですよね。久しぶりに飲みましたが、やはり美味かった。
癖はありますが、いい意味これが売りになってますね。兎に角味が「複合」してます。
あの”青臭さ”、いや”潮の香り”というか・・・「もつの屋」の女将さん(?)大絶賛。
次は「日月(ひつき)」です。最近の焼酎のラベルはおしゃれですね。日本酒兼業蔵(岐阜 玉泉酒造)の
3年もの古酒。ある種、これも新しい焼酎の”形”ではないかと・・・ほどほどの「吟醸香」があり、マイルドで
飲み易く、尚且つ、ほんのりとした甘味と喉越しの良さ。「和食」のつまみを用意して、ゆっくり飲みたいですね。昨日は飲まなかったので、本日は寝酒にちょっと・・・「ひこ孫」でも飲みますか。
もつの屋にて麦焼酎を飲む
19時ちょっと前の入店。まずはタイムサービスの生ビール(250円)とつまみ3点盛り(350円)。店長私の顔を見るなり「お勧めの”釈云麦”仕入れましたよ。これ、美味いですね!」気に入って貰えましたか。うれしいです。
店長には調べてきた「青酎」と「八丈の鬼ころし」を扱っている酒屋のメモを渡す。
仕入れ値が合うかどうかが入荷の決め手になりそう。「青酎」はレア化しつつあるが、この値段なら妥当か?
今日は麦焼酎を飲もう。まず、初めての「からす」から。比較的飲みやすいものだが、最初に癖のあるものから憶えてしまったので、少しもの足らない。次は新入荷の「黒さそり」 これも飲みやすいが、「からす」より重みがある。こっちの方が好きだな。店長、「いろいろ教えて呉れたから、これ、サービスね。」殻つき空豆を焼いたやつを頂く。ありがとう。これ、麦焼酎に合うね。
予算千円から、ちょっと出たけどのん兵衛の「想定範囲内」ということで。
アート感覚溢れる、「黒さそり」と「からす」 そのほかにも、ずらっと「焼酎」が並んでました。
適正価格で焼酎を飲める、名店になりつつあります。
黒さそり 麦焼酎 25度 さつま無双株式会社(鹿児島)
からす 麦焼酎 25度 富安合名会社(福岡)
お奨めといえば・・・
ここ数年焼酎にはまってます。3Mというような「レア焼酎」の尻目に(笑)「適度な値段で美味しい焼酎を飲む」をテーマに日々精進しております。
芋焼酎は地元中心で消費される「レギュラー焼酎」が旨いと思います。ここでは代表的だった「伊佐美」あたりがお奨めですが、これ今かなり「レア化」してるみたいですね。「国分」あたりはまだ手に入りやすいかな。
麦では福岡の「釈云麦」 癖の強い焼酎ですが、これ私大好きです。最近随分とりあげられているので、ブームの兆しあり。
黒糖焼酎はこれから夏場にかけて美味しくいただけますね。これも「レギュラーもの」を、ソーダ割りライム絞り込みで飲むと旨い。
不人気といわれる米焼酎ですが、最近「日本酒兼業蔵」が頑張ってますね。「おおち」とか面白いと思います。また、初溜取りといった高アルコールの原酒のもの(「ハナタレ」というやつ)も旨いと思います。
「きぬ子 初溜取り」は旨かったです。
トラックバック・ステーション「第23回 どんな焼酎飲みますか?」も合わせてご覧ください。
高田馬場「座豚(ZABUTA)」
本日の仕事は高田馬場、会社には事前に直帰の連絡を入れていたので、さぁ、どこへ行こうか・・・
持ち合わせも少ないので高いところへは行けないし、チェーン居酒屋には行きたくないし。駅前は早大の新入生歓迎コンパの待ち合わせらしい集団がそれこそ数十人単位で集結している。今晩のチェーン居酒屋は、この連中で満杯だろうな。時間は18時少し前、折角の馬場だから、どこかに行きたいが、中々店が見つからない。立ち飲みやってないのかなぁ・・・
駅の裏手で1件見つけました。最近はやりの「おしゃれぽい」立ち飲みやです。1階はカウンターのみ、2階はテーブル席があるようです。北千住と比べると少し高いですが、それでも大体300円台。甘めだという岡山の日本酒(350円)と焼き物(やきとん1本120円)を三本頼みます。さすが学生街だけあって若い人が多い。それに混じってお父さん方もちらほら・・・女性の2人連れでも気軽に入って来れますね。
そのあと「シークァーサーハイ」(350円)、吟醸豆腐(180円)、吟醸豆腐はイケルぞ。
店長さんの手がすいたので、ちょっと話をする。GW明けから「ランチ」をやりたいので、夜一番出るつまみの「辛煮込み」をメインにしたいそうな。折角なのでこれをいただく(400円)野菜がいっぱい入っていて、確かにおかずになりそう。濃くがあってうまい。
「味川」での飲み会
一月ぶりくらいになるのか、昨日「味川」での定例集会(ま、単なる飲み会)があった。通称”会長”と呼ばれるN氏が転職し、新しい会社に勤め始めたので、その壮行会という形。今までは「味川」の近くにお勤めだったが、今度の会社は茗荷谷ということで、かなり遠くなるなぁ、N氏溜息・・・
今度は出版社ということで、私と同業である。(N氏の会社は大学の教科書販売ということで、私とは違って随分お堅い会社ですが)N氏は少し遅くなるとのこと、私とO氏、そしてA女王様(笑)。A嬢、本日の巨人ー阪神戦が気になるらしい。大阪出身のA嬢は「バリバリの阪神ファン」、かたやN氏は狂がつくほどの巨人ファンだ。何回か一緒に野球観戦にいっているらしいが、どんな状態になるのかいささか心配だ(笑)
今日は阪神の福原が滅多打ちだ。お願い、A嬢暴れないでね。
ほんとは酒を抜こうと思ったので、ゆっくり飲んだ。その代わり、つまみを楽しもう。最後におにぎりまで食べました。
Nさん、今度は大塚が近くなりますね。あそこは「串駒」や「こなから」といった名店揃い。今度そっちで飲みましょうね。新しい会社でのご活躍お祈りしてます。 左写真は、本日のメインディッシュ「刺身3点盛り」です。
「高島屋」再訪
しまった!「きぬ子 初溜取り」が効いちまった・・・でも、折角行くと決めたからには、行くぞ、高島屋へ。
がらがらと扉を開けると、店の入りは半分強といった具合。カウンター奥に座る。今日はまず、ハイボール。
お通しはお新香だ。ここのお新香はほんと旨い。その後、ぱらぱらとお客さんがやって来る。皆、一人客で常連という感じ。「00さん、いらっしゃい」てな挨拶が店に流れる・・・いい雰囲気だなぁ。テレビでは野球中継が流れている。あ、工藤が打たれた・・・連続ホームランで、2対0。いやはや、巨人は今日も危ない。
このあと野球談義で一盛り上がり。野球好きとしては是非この話に加わりたい。ちょうど「奪三振数」が出ていた。金田の4000を超える奪三振、これは「前人未到」だな。隣の隣にいた、作家の山本一力をソフトにした感じのオジサンが声をかけてくれた。私「僕が一番最初に見に行った野球の試合が金田の引退試合だったんですよ。」オジサン「そーなんだ。国鉄時代の金田は凄かったぜ。」残念、私は知らない。
そのあと、〆鯖、煮こごり(これ、サイコー)、鯵のタタキと頂き、ハイボールを2杯おかわり。その間、息子さんもお父さんもニコニコしながら、応対している。いいなぁ、この店の裏に住みたいよ(笑)
帰ろうとすると「一力オジサン」お、帰るのか、またね!初めてあったのに、嬉しいなぁ。外はちょっと寒かったけど、心はぽかぽかです。どうもご馳走様。
高島屋(江東区住吉)
ハイボール280円×3 煮こごり370円他
合計1900円
神保町「もつの屋」
この店は久しぶりだ。最近の「居酒屋放浪記」の作成(笑)のため、こっちは手薄になってました。正直、取り立てて個性のある店ではなかったので、レポート作成は伸び伸びになってしまいました。
まだ明るい17時半過ぎ、今日は「高島屋」再訪を企画して(といっても自分ひとりですが)さあ、行こうと思ったのですが、ちと早すぎるかな。久しぶりに「もつの屋」でも行ってみるか・・・
店に入ると、かってはガンガンかかっていた「ラジオ」ではなく、CDラジカセからジャズが、そっと流れています。つまみも「日替わりメニュー」がけっこうあって、ずいぶん頑張ってるなぁという感じです。
まず、ここは「19時まで、飲み物が250円(指定銘柄)」ということ。3杯飲むとその差300円、やった、もう一杯のめるぞ(笑)寒かったので「黒霧島」お湯割り(指定銘柄で250円)と煮込み(350円)。やはり「下町煮込み」には一歩譲りますが、そこそこの味ではないでしょうか。焼き物は多少時間がかかるのでその間のつまみは「奴」とか「トマト」とかのクイックメニューを頼んでおくのも手です。
今回ここで取り上げた最大の理由は「焼酎の充実」ですね。「本格焼酎飲み比べ」というメニューがあって、これが20種類以上の銘柄が載っています。まず、1杯目は450円、一部は2杯目から600円になるものもありますが、気の利いた「麻布、六本木」あたり焼酎バーでは、倍近くはとられるんじゃないでしょうか。
今日はこれにしました。「きぬ子 初溜取り」所謂ハナタレといわれるやつです。蒸留機から最初に取れた
ものだけを集めた酒で、度数は高く、これは44度あります。ロックで頂きますが、あまり度数を感じさせない
仕上がり。「焼酎」というより「スピリッツ」と言いたい感じです。ロックもいいですが、これは「冷凍庫で冷やしてとろとろになったやつを」飲みたいです。
お客さんが3,4人だったので、初めて店長といろいろ話しました。焼酎に対して貪欲に知識を吸収しようというやる気が感じられます。店長、頑張ってね。私も飲みたいから、いろいろ紹介します。
もつの屋(神田神保町)
黒霧島(250円ー19時以降350円)
煮込み 350円 きぬ子 初溜取り 450円 もろきゅう200円
合計1250円
(寿福酒造 熊本)
球磨(米)焼酎
球磨焼酎で唯一の女性杜氏による焼酎。きぬ子はこの杜氏さんの名前だそうです。
フルーティな香りがして大変美味しい焼酎ですが、度数高いので、すぐ酔います(笑)
南千住「大坪屋」
今日は南千住、南千住といえば「山谷」のお膝元、「山谷」と言えば「涙橋」、そーだ明日のジョーだ。立て!立つんだ、ジョー!って関係ないか(笑) 南千住は現在「駅前再開発中」。かって引き込み線があったところには、高層マンションが林立し、さながら「新都心」だ。今年の夏には「つくばエキスプレス」が開通し、ここにも新駅が出来る。今まで負のイメージから脱却は、この地域の住民にとって は万々歳でしょうが・・・言わしてもらえば、また「つまんねー街が一個できるんだ」という感想。
再開発とは反対側の地域は、今まで通りの商店街があり、あまり変わってはいない。「大坪屋」はJR常磐線のガード下近くに店を開けていた。結構広い店だ。厨房をぐるりと取り囲むカウンター、奥にはテーブル席もある。第一波が過ぎた後なのか、比較的空いている。カウンターの左奥に座る。
まず、びっくりするのがその値段。殆どが200円、300円。厨房には「下町のスナックのママ」風の女性、
焼き担当の若い男性(凄い無口)、60代後半と思しき親父さんという店員構成だ。まずは「中生」(400円)、煮込み(200円)を注文。煮込みは「大はし」同様”汁殆ど無し、肉のみ”というやつ。生ビールだと、汁ありが合うけど、酎ハイ(もしくはホッピーには)こちらのほうがいいかな。
この店の面白さは、「客とママの会話」にあるのかも。まず、地震の話題で、お客(常連風)「地震で家壊れたら、大変だよな。再建なんてまず無理だし」 ママ「何言ってんのよ。あんたの家は段ボールじゃないか。500円もあれば建つだろ。」ほんとかよ・・・でも、このお客さん、割とまともな身なりなのでそんなことはないでしょうけど(笑)
「大坪屋」デビューはかなりインパクトのあるものでした。今日は「お客さんのお客さん」という感じでしたが、何回か通えばこの会話に入れるのかな?奥のテーブル席に5人くらいの団体が入店。かっこから見ると
六本木あたりを根城にする「横文字職業」風である。ダボシャツ、アノラック、スーツ姿、ブランド・ジャケット着用・・・客層は多岐にわたっている。少し混んできた。第二波襲来か?さ、その前に帰ろう。
酎ハイ200円×3 生ビール(400円) 煮込み(200円) シロ(200円)他
1600円
「大坪屋」(荒川区南千住)