下町の「父さん、母さん、その息子」ー金町「大渕」 | 立ち飲みや日記ー酒とバカの日々

下町の「父さん、母さん、その息子」ー金町「大渕」

oobuti ここも、ふらっと入ったモツ焼き屋。京成金町線の単線の踏み切りを超えると、そこは金町最大の飲み屋街。JR側はビルに入ったチェーン居酒屋が中心だが、こちらは軒を連ねた「下町居酒屋群」が続く。

この「居酒屋群」が途切れる、最後のところにこの店がある。

がらがらと引き戸を開けると、常連と思える数人の客。夜の10時を回ったところで、約半分程度の入りである。「ハイボールと煮込み」を頼む。ハイボールはベンダーから直接供される。既に炭酸と焼酎はブレンドされているが、なかなかドライでいける。「煮込み」も濃厚で、旨い。焼き物は3本取りか5本取りで。どちらかというと小ぶりで、一人でも3本がちょうどいい。焼き魚もあり、「おかず」系つまみの充実がうれしい。

お母さんがとても元気だ。痩身の父さんは、一瞬無口に見えるが、そんなことはない(笑)息子さんもなかなか口が達者で、常連客を巻き込み、ボケツッコミのオンパレード。笑っちゃ悪いと思いながらも、つい吹いてしまう(笑)11時を過ぎたころ、近所の飲み屋のご主人たちが、自分の店を閉めてからやってくる。この時間にほぼ満員。ふらっと入ってすぐ帰るつもりが、ハイボール4杯を飲む。2000円弱で気持ちよく酔う。

ここもいい店だね、また来ようかな(笑)